◆あれは「政治結社」

管理人が特に怒りを感じるのは、新興宗教です。

サリン撒いたあの野蛮な教団。教義はあっちこっちの宗教の教義を張り合わせただけ。でも、日本では宗教の体系的な教育をしないから、その教義が「その部分はキリスト教、それはゾロアスター教、それは仏教」というのが分からない。
それを利用して「教団」に組み込み、法外なお布施を要求する。挙句の果てには自ら政界進出をもくろみ、失敗したらテロ行為を行う。

こんなもん、宗教か？

それなら「○○教」なんて名づけず、「○○政治結社」と名乗ればいい。ならば、若者の一生を狂わせるようなことにはならない。

オウムだけではありません。統一教会だって一緒です。

◆統一教会とのやりとり

管理人はなんだかんだ言っても、それなりの宗教知識は持ってるつもりです。

ある日、統一教会の勧誘員に声をかけられ、事務所に行ったことがあります。最初は若手が入信させようと「地獄に落ちるぞ」とか言うんですが、あのアホどもより管理人の宗教知識の方が上回っていたため、話にならない。

そこで、そのアホ信者は幹部を呼んできて管理人を入信させようとするんですが、幹部もアホなんで、論破してしまいました。んで今度は管理人から「あんたら、だまされてるよ」と言ったんですが…奴ら、狂信者ですね。管理人の言葉には耳を傾けず、論破されたにもかかわらず、それでも入信を進める。

「入信しなくても、○○円でこれ買ったら、いいことがありますよ」だって。

◆何に使うの？

結局、３ヶ月近く追い掛け回されました。最後に管理人から一言。

「あなたが信じる神様は、そのお金をどう使うんですか？」

って聞いてみました。「全知全能なら、お金なんかなくても、どんなことだってできるでしょ」と。
そして立て続けに「キリスト教の免罪符は聖職者の堕落の象徴だったことは知ってる？　あんたがやってることは、免罪符を売ってるのと同じだよ。教祖の堕落を信者が認めるの？」と。それ以来、統一教会によるストーカー行為はなくなりました。

後日、ストーカーしてた若者にばったり出会い話をしたところ、「あなたの言う通りです。教団を抜けました」って言ってました。

繰り返しますが、何かを信じることにお金はかかりません。お布施を強要する宗教は宗教ではありません。

教祖が本当に「これが人類を救う道」だと信じるなら、仏陀やイエスのように自ら各地に出向き、それを道端で訴えるべきでしょう。ヘンな勧誘員など使わずに。
その教義に感銘を受ける人がいれば、最低限のメシが食えるぐらいのお布施は手に入るはずです。

２００５年９月９日