| 愛していた日々 (2002/02/25 by ふかみ) |
| いつも通った道 いつも寄ったこの店 長く続く並木は 春は花を咲かせ 夏は青葉を茂らせ 秋は茶色に染まり 冬は枝だけをさらけ出し そしてまた花を咲かせてた この階段にはよくあの人たちがたまってた 図書館のこの席にはいつもあの人 ここを通るとよくあのバンドの音が聞こえてた 授業を受けるのはいつもこの七人 あの先生嫌いなんだけどたまにいいこと言うと尊敬してた 何気ない日々を過ごしたこの場所 ともに過ごした人たち 愛していた日々 閉じた瞳に映るモノは ただ広がる闇 あんなに愛してた場所も人も 何も浮かんできはしない そう ただ愛していたつもりだっただけ その方が楽だったから 後には何も残らない あの人の顔は あの時の音は あの人の声は あの時の香りは 思い出そうとしてもみんなのっぺらぼう 忘れたく無かった――――ホントに？ 失くしたくなかった――――うそ 最初から愛してなんか無かった そんなつもりになってただけ 偽りの心 最初から何も手にしてなかった もう戻らないよ どんな時も 残るものなど何ひとつない 投稿者…愛せない日々(こにさん）を受けて…です。 管理人…あれ？ どっかで見たフレーズが…と思ってたら返歌でした。いやはや、こうやって打ち返してもらえるとうれしいモンデスネ。ひできさんの気持ちがなんとなく分かった。 |
22｢愛せない日々｣のアレンジ