| Power Politics-The Kosovo (2002/10/24…書いた時期不明 by 管理人) |
| セルビアはアルバニアを殺す ethnic cleanzing 女は恋人の前で犯され 子供は親の前で撃たれる いや増す憎しみ 恐怖の連鎖 平和な町に男の声 ｢誰にも君たちを殴らせない｣ なす術もなく無意味な話が続く 別の男が言う ｢いかなる手段も辞さない｣ NATOはセルビアを殺す 有無を言わさず空から叩く 女は瓦礫の下でうめき 子供は体を引きちぎられる いや増す憎しみ 怒りの連鎖 廃墟の町に男の声 ｢奴らにこの大地を踏ませはしない｣ なす術もなく無意味な爆弾が落ちる 別の男が言う ｢すべては奴の責任だ」 何十年前だろう 正義を信じ戦った男たち 何十年前だろう 正義を信じ耐え抜いた女たち 今では忌み嫌われ 世界中の笑い者 悪の名を押し着せられ 一瞬に消された街、広島 ナチの末裔は膝を屈し 手前勝手に進駐する兵士 女は花束を捧げ 男は国旗を振りかざす いや増す喜び 復讐の連鎖 湧き上がる町に男の声 ｢彼らは俺たちを守ってくれる｣ なす術もなく だらだらと州都へ向かう連中 別の男が言う ｢俺たちは勝利した｣ コソボ紛争にNATOが介入して、勝利宣言した時に書いたものだと思う。古いノート見てたらいろんなものがいっぱい出てきました。｢俺、こんなのも書いてたんだ〜｣と我ながら驚き。一番最初の｢男の言葉｣はミロシェビッチの言葉なんだけど、他のは誰の言葉か覚えてません。でも、テレビや新聞で見かけた言葉であることに間違いはない。｢正義｣ってなんなんでしょうね。 |