moonlight (2002/08/06 by 優希)
心寄せる場所もなく さ迷うように 夜にもたれた
淡く光るベッドの上 影が一人を描き出した

言葉一つ呟いても 一人を離せはしないから
この夜だけでもいいから 光を灯していておくれ

失いなれた言葉さえ 忘れられないというのなら
輝く月よ 僕を壊してくれないか

交わす言葉を見つけられずに 一人涙を零すから
輝く月よ この夜を 永遠にしてくれないか


消えかけてく夜と共に 全てが消えてしまいそうだ
白く光る月よ お願いだ 僕を消さないで

失いなれた言葉さえ 忘れられないというのなら
輝く月よ 僕を壊してくれないか

交わす言葉を見つけられずに 一人涙を零すから
輝く月よ この夜を 永遠にしてくれないか

求め続けた思いさえ 狂わされてしまうなら
輝く月よ 今僕を 壊してはくれないか

白い夜に浮かび上がった姿が 僕の姿なら
輝く月と この夜に 許されることを祈る

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