| 夕暮れ (2002/03/05 by ひでき) |
| 道行く人々の横顔を僕はただ見上げてる ほんの一握りの優しさを歌にして届けながら 疲れと失望や苦しみを胸に抱えながら 歩く人々の横顔は早さとはすれ違う 誰もが思いと裏腹に現実と折り合いをつけながら 押し合いへし合いつぶしあい、今日を明日につなげてる 夕暮れに照らされて、思い描く全ては 家路をたどる人の胸につなげられていて 誰もが急いでる語るよりも早く 僕はほんの一握りの愛の言葉を伝えたくて 路上に横たわる人々を君は視野の外にする 存在は心の何処かに書き留めておきながら 日常の位置をラッシュの電車で相対的にして 帰宅途中で君は見知らぬ誰かを踏みつける 誰もが勇気と裏腹に社会と折り合いをつけながら 手にしたものを守る為、心費やし、傷ついて 夕暮れに照らされて、思い描く全ては 川面になびく青草と、遠い日の約束 誰もが傷ついて通り過ぎる道に 僕は落ちている優しさを一つずつ拾い集めて 夕暮れに照らされて、思い描く全ては 語り尽くせぬ愛の傍で捨てられた想い 真実に照らされてこの身に問い掛けるとき 無くした物はこの僕に微笑みかけてくれるだろうか 家路をたどる夕暮れに照らされて 普通の暮らしってのがテーマですぅ〜 |